[No.127]その人との出会いが(1) 絵画の手ほどき ― 徳子女史を偲ぶ
筆者に絵画の手ほどきをいただいた菅徳子先生 [1957~2020] が先日亡くなられた。
本ブログでも、No.63で “極楽寺・稲村ガ崎アートフェスティバル2014” の記事の中で紹介したことのあるモダンアーティストの「菅徳子」先生である。2012年に長岡で職を終え、実家のある鎌倉に居を戻して、夫婦同士でのご近所のお付き合いを始めてまもなく、著者は徳子先生から、ご自宅で行っておられた絵画教室にお誘いいただいたのである。これまでの半生で初めて、絵画というものに向き合うことになった。振り返れば、中学校の美術の時間以来のことであった。
以下には、ほぼ1年9ヵ月の絵画教室でのご指導の過程を、筆者の拙い習作を用いながら辿ってみたい。
そして、徳子先生が育まれ愛された、自然の生気が溢れた、谷戸の丘上のご自宅の庭に立ち、御霊を見送ることができたことは、いつまでも筆者の心に刻まれよう・・・
風は秋 谷戸の丘上 アトリエを
恩師旅立つ 黄泉の海路へ
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<2020/09/27記>
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by humlet_kn | 2020-09-27 10:26 | 出あう | Comments(0)